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インターンシップで感じた雰囲気の良さが決め手に。最初の配属先は希望通りの農産部門。

オークワへの入社は、和歌山県が企画した大学3回生向けのインターンシップに応募したことがきっかけです。配属企業先の希望を、興味があった流通・小売で出したところオークワになりました。高校生時代から販売や飲食のアルバイトをしており、人と接する仕事ができる業界に行きたいと思っていたんです。配属店舗は、偶然にも現在勤務している貴志川店。20年近く経って店長として戻ってきて、不思議なご縁を感じています。インターンシップ中は実際のお店の従業員と同じような動きをしました。当時の店長や副店長がとてもいい方で、本社や大型店のパームシティ、自社食品工場へ見学に連れていってくれました。このインターンシップ自体が私の就職活動の始まりで、オークワの社風を体感し、「この会社で働いてみたい」という想いが芽生えたことを覚えています。入社後最初に配属されたのは農産部門です。私にとって野菜・果物が一番分かりやすく身近で興味がありましたし、「生鮮大学」という店舗実習を通し、自身との相性の良さを感じていました。最初の配属店舗はガーデンパーク和歌山店。４番手の部門担当者で、短い期間でしたが、とても楽しかったです。

異動や公募でさまざまなポジションを経験。そのすべてが店長の仕事の土台になっています。

人事異動によるいくつかのジョブチェンジを経て、一つの転機を迎えます。会社が新しく立ち上げた住居衣料事業部サフラン課のビューティーアドバイザーの社内公募です。私の知る限り、こうした社内公募は初めての試みで、私自身化粧品はもちろん好きでしたが、それ以上に会社が公募を実施したことに興味を持ち、イチからやってみるのが面白そうだと思い応募しました。続いて化粧品部門アシスタントバイヤーを1年、バイヤーを4年経験。次に店長職を目指し、自己申告を行い、和泉小田店の副店長へ配属されることになりました。その後、湯浅店の店長として1年勤務した後、貴志川店の店長に就き現在に至ります。店長の仕事は多岐にわたり、商品、設備環境などの安全や安心に関すること、従業員やお客様に関すること、売上や損益など数字に関すること、本社や地域の方に関することなど、店舗全体のマネジメントが店長の仕事です。普段から心がけているのは、気軽に声をかけてもらえるように、あえて店長然としないこと。かしこまり過ぎた店長はスーパーの店長に似つかわしくないのかなと。話しかけやすい距離の近さを醸し出し、まずは従業員から支持されてこそ、お客様からも支持されるお店づくりができるのかなと思います。

貫く意志と、傾ける耳を持ったリーダーを目指し、これからも精進していきます。

目標は、最初の配属先で、今も憧れの気持ちを抱く、メッサオークワガーデンパーク和歌山店の店長をいつかやってみたいですね。入社前から好きなお店でしたので、配属が決まったときは心の中でガッツポーズしたのを覚えています。前述した通り数カ月しか在籍しておらず、担当者としての景色しか見ていないものの、「メッサ」というのはオークワにとって特別な存在です。特にガーデンパーク店はメッサオークワの第１号店。そんなお店で、店長としての景色を見てみたいなと思っています。ただ現状は、貴志川店の店長に着任したばかり。まだまだこのお店でやりたいことがたくさんありますので、将来的な目標として意思表示をしています。私個人の目標は「強くしなやかなリーダーになること」です。リーダーシップやマネジメントを学ぶ研修があり、「理想のリーダー」とは、に対する私の一つの答え、キーワードとして「強くしなやか」を挙げています。先頭に立って全員を引っ張るリーダーは、強いだけでは当然だめで、柔軟性が必要性です。目標のために自分の意志を貫き通すだけに尽力せず、人の話に耳を傾けなければなりません。10年、20年先、どんな職務であったとしても、周囲から支持される、強くしなやかな存在になっていたいと思っています。